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中古住宅の購入について
住宅購入を考えている人の中には中古物件を選択肢の一つに考えてい人もいるでしょう。中古物件についてはメリットもあれば当然デメリットもあります。中古住宅を購入する場合のメリットとしては、当然ながら新築と比較しても物件が安いことが挙げられます。
また、中古物件の売買契約が成立してから短期間で移住でき、実物を実際にみてチェックできるので新築よりも住宅購入にかかる労力は少なくてすみます。中古住宅のデメリットとしては自分の好きな間取りにできない点や年数が経過している物件についてはメンテナンス費用やリフォーム費用が必要となる点などがあります。中古物件でも中古マンションを購入する際には専有部分だけでなく、共有部分についてはチェックするようにしましょう。
マンションの所有者が今も居住していて家具などが置いてある場合には劣化の状態をよく確認できないかもしれません。確認できない場合は不動産会社に事前に部屋の竣工図（しゅんこうず・・・変更箇所などを実際の建物どおりに図面化したもの）や設計図書（業者が添付して施主に提出する工事の全設計図）などを用意してもらって変更がないか確認するようにします。
チェック項目としては水漏れやカビ、黒ずみ、クロスの剥がれなどがあります。中古マンションに比べ中古の一戸建ての場合はさらに入念にチェックしなければいけません。購入を検討している中古物件が検査済証の交付を受けているのかを確認し、違法な建築でないことを証明してもらう必要があります。
後で耐震性に問題があると言う事になると大変な事になります。外壁など外観の劣化状態を確認し点検口を覗きます。床を素足で歩き傾きや凹みなどをチェックします。テレビなどでよく見るビー玉などを転がしてみるのも良いでしょう。中古物件を購入する際には昭和５６年以前に建築された物件は耐震強度に問題がある可能性が高いので購入は控えた方が良いでしょう。
中古物件を購入する場合は平成１２年以降に建築された物件を購入するのが良いでしょう。
